住宅ローンが苦しくなったら？？　任意売却の話①

任意売却・・・任売とも呼ばれます。これは困ってしまった債務者（お金を借りている人）と債権者（お金を貸している人＝金融機関とか）で条件を決定して、売主（お家の持ち主）と買主（お家を欲しい人）が双方の意思によって売買契約ができるというものです。一般の不動産売買となんら変わりはありません。なので市場価格で売買ができるというものです。

競売・・・・・債務者（お金を借りている人＝お家の持ち主）がなかなかお金を返してくれない、何度も文書で知らせているのに！！としびれを切らした債権者（お金を貸している人＝金融機関とか）が貸したお金を回収するために債務者(お金を借りている人）のお家を処分できる権利を取得し、債務者（お金を借りている人＝お家の持ち主）の意思関係なく手続きが進んでいってしまうのです。

任売は当事者の意思によって、競売は裁判所主導で強制的に進むので当事者の意思は尊重されないとの事です。

任意売却（任売）のメリットって？

債権者（お金を貸している人＝銀行とか）の同意をもらいながら債務者（お金を借りている人＝お家の持ち主）が一般市場で不動産を売りに出すので、市場価格に近い額で売ることができます。なので残債をより多く減らせることができるのです。そして売却したお家にそのまま住み続けることもできるのです。

デメリットもあります。

任売の場合、お家についている抵当権を全て抹消してからでないと売買することができません。抵当権をつけている債権者が住宅ローンを組んでいる銀行だけならいいのですが、他にも抵当権者がいる場合は全ての同意を得られないと任意売却ができないのです。なので任意売却を考える場合は早めに進める必要があります。

早い段階で当社にご相談ください！！

滞納すると債権者（お金を貸している人＝金融機関とか）から文書の通達がきます。最初は「ご連絡」「再度のご連絡」などの見出しで優しい内容の文面で届きますが、段階を踏んで最終的に「催告書」が届きます。督促状までは延滞金を支払えば月々の支払いに戻すこともできますが、催告書になると有無を言わさず残金全額を支払わなくてはいけなくなり、競売物件になり自分ではどうすることもできなくなります。文書がきたら債権者に先ずは連絡をしてください。文書がきたことに内容がわかっているから見たくないと放置してしまはないようにしてください。そして、返すのが難しいと思ったら、延滞金などが上乗せされ借金が多くなる前に任意売却をご検討してください。

当社は任意売却をスムーズにおこなえるように全力で取り組みをいたします。