住宅ローンの「金利」について

 

住宅ローンと言ってもほとんどの方は漠然とした意味しか知らないと思います。

ここでは住宅ローンについてご説明いたします。

 

家を買う際には住宅ローンを使われる方が多いと思います。

しかし、住宅ローンの支払い金額についてはほとんどの方が理解していない

場合が多く、銀行や不動産会社の営業マンから聞かされて初めて知り得るこ

とだと思います。

住宅ローンの月々の支払い額は、家を購入する際の条件としては、一番重要な

部分だと思います。

無理して高い住宅ローンを組んでしまい、月々の支払いに苦しみ、最終的に

支払いができなくなり、家を手放すことになれば元も子もありません。

 

 

では、住宅ローンの月々の支払いはどうやって計算されるのでしょうか。

 

支払い額を決める条件は

　①借入金額　　購入する価格と自己資金によって決まります。

　②借入期間　　基本、金融機関は最長３５年となります。

　③金利　　　　変動金利、固定金利選択型、全期間固定金利型

　　　　　　　　の三種類が一般的です。

の三種類です。これらの条件によって、月々の支払い額が決まります。

 

次に金利の種類について説明いたします。

　①変動金利について

　　　一般的に一番多いのがこの変動金利です。返済期間中に定期的に

　　　金利の見直しが行われ、物価が上がると金利も上がる仕組みです。

　　　現状金利では一番低い金利です。

　②固定金利期間選択型

　　　３年、５年、１０年、２０年等の期間を定めた固定の金利で、

　　　将来の情勢がどう変わるわからないので、期間を限定し、期間後

　　　に再度金利の選択を行う方法をとる金利です。

　③全期間固定金利型

　　　フラット３５に代表される金利で、借入期間の金利が一定のため、

　　　毎月の支払い額が最後まで一定なので、物価に左右されることは

　　　ありません。

　　　特にフラット３５の場合は、団体信用生命保険の加入が条件となって

　　　いないため、保険に入れない人は最適です。

　　　（通常の金融機関における住宅ローンは、団体信用生命保険加入が

　　　絶対条件となります）

 

　　　ただし、現状では一番高い金利となってしまいます。

 

また、各金融機関・フラット３５取扱店によって商品は様々で、諸条件に

よって金利は変わってきます。

 

 

住宅ローンは最長３５年返済で、個人のローンとしては一番期間の長い

ローンです。安易に決めず、銀行や不動産会社の説明をしっかり聞いて、

悔いのない選択をしてください。